
11月になりました。初雪も降り、いよいよ冬に向かっていますね。
不思議なことに、10月は会う人会う人と怒りについての話が多くあがりました。
瞑想をしに来てくださる方たちはもちろんのこと、友人知人、わたしがいつも通う治療家さんや美容師さん、たまたまやりとりした占い師さん。または買い物に行った先で・・・などなど。
実はわたしも怒りを向けられることに大きな恐怖があります。
幼少の頃周りにいた大人たちはせっかちで短気ですぐ怒鳴る人ばかり。
手が出ることはありませんでしたが、怒られ、怒鳴られ、責められることが日常的にありました。
兄妹の中でも特にノロマなわたしはよく怒鳴られていました(汗)
個性の強い、怒鳴りグセのある人たちだらけだったので、今振り返ると、本人たちは怒っているつもりはなく
ただ急かしていただけだったのかもしれませんが・・・
当時はまた怒られるんじゃないか?とビクビクして、常に心も身体も緊張していました。
身体もこわばっていて、子どもの頃から肩や背中のコリがひどかった。
今考えると、どなられるのが怖くてますます動けなくなり、それで更にとろい、ノロマと言われる悪循環だったんじゃないかと思います(汗)
何も言われなかったら逆にもっとスムーズに動けたような・・・
(事実、学校など家を出た場所ではとろいとかノロマと言われることはありませんでした)
そんな、怒られるのが怖くてしょうがないわたしでしたが。
最近、いろんな人と話をしていて、「わたしは怒られても全然平気」という人も案外いるということに気づきました。(嬉しくはないけど別に・・・という人も)
時には「喧嘩上等!来るなら受けてたつぜ!オラオラ!」というかなり強気な人もいましたが(笑)
いろんな人と話をしていて、
あれ?怒られるのってそんなに怖いのかな???
もしかしたら案外怖くないの???
自然とそう思えてきました。
心と身体に染みついた、「怒られたことへの恐怖」の記憶。
そこから 怒り=怖いもの、怒られたくない、とインプットされて自分の中に深く深く根付いていたのかも。
長年瞑想を続けてきて、
怒り=怖いもの という根深い記憶が徐々にゆるんでほどけてきたから
そう感じられることができるようになったのだと思います。
アトリエスイレンに瞑想しにくる方の中には、わたしと同じように、怒りや人からぶつけられた感情への恐怖が身体に染みついている人が結構います。
恐怖が染みついている人は、いつも緊張が抜けない。
いつも張り詰めていて、慢性的に肩こりや頭痛があり、頭皮が硬く、また眠りが浅いという方も。
(もちろん慢性的な肩こりや頭痛などの原因がすべて、幼少時からの緊張ではありませんが・・・)
瞑想を長く続けていくと、ふとした瞬間にそんな根深い記憶がゆるんでほどけてきていることに気づきます。
普段は気づかなくても、ふとしたときに「あっ」と気付く。
知らない間に大きな変化がやってきているのです。
根深いものほど、そんな傾向があるように思います。
ある時劇的に・・・というよりも、気づいたらそうなっていた、というような。
そんなこんなで、怒られるのはウェルカムではないけど、そういうこともあるさと
思えるようになってきました。
冷静に見てみると怒りもいろんな種類?があることに気づきます。
怒りと見せかけて?他の感情がいろいろ絡み合っていることも。
怒りについての他の種類?やその他の感情についてはまた後日書きますね〜
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