
フルフィルメント瞑想・ELM瞑想では1日に30分2回の瞑想を日課にすることをお勧めしています。
11年半ほど前、初めて伝授を受けたときに先生からこれを聞いて「ぜーーーーーーったいムリ!」と思いました(苦笑)
3歳になったばかりの娘がいて、こんなに慌ただしいのに2回も瞑想なんて絶対ムリ。
ありえない、そう思いました。
実際、最初の1ヶ月は空いた時間を見つけて、30分じゃなくても15分でもいいからできるときにやる、1日1回でもいいからという形でやっていました。そうしたら、ちょっと上から目線のとある仲間(笑)が「なつこさん、自己流になったらダメよ」と諭してくれました。
瞑想始めてすぐだったら反発したと思う。でも、その時はなぜか、2回できるようにいろいろ工夫してみようと素直に思えたのでした。(ちなみにその仲間は今も瞑想を続けています・・・)
そこからトライしてみたら、なんと2回瞑想できた!のです。
それ以来、1日2回ほぼ欠かすことなく瞑想を続けています。(唯一できなかったのは父が危篤でずっと病院につきっきりの時だけ)
そして、1日1回の瞑想、と2回の瞑想では全く違うということがわかりました。
まず、体力の回復が違う。育児でヘロヘロの身体も、瞑想で随分復活しました。
現実の展開が違う。自分の中で不要なものを整理したいという衝動が自然に起きてきました。
それはものだけでなく、人間関係や、あと所属してる団体などにも及び、義理やカタチだけで繋がってる関係を清算する流れになりました。心から繋がりたいと思う関係性だけと繋がるようになりました。
自分の内側からくる衝動に乗ることが自分や周りの幸せに繋がるということが確信に変わりました。
いろんな新しい出会いがあったり、また、気づきも増しました。
自分を客観視して、クセにも気づけるようになりました。
また、瞑想を続けていくうちに、「大丈夫、なんとかなる」という根拠のない自信が湧いてきて(笑)
結婚しても子どもを持ってもなぜかずっと焦燥感にかられ、満たされなかった心が、瞑想によって奥深くから満たされていくのがわかりました。
これは1日1回の瞑想では決して得られなかったものです。
自己流だったらもっと得られなかった。
「今の自分を支えてくれているのは瞑想だと思います」
今日伝授を受けてくれた生徒さんがこう話してくれました。
この生徒さんも、わたしと似ていて最初は1日1回だったけど、ちゃんと2回やるようにしたら本当にいろんなことが整い、変化したと話してくれました。
この生徒さんもわたしと同様、小さなお子さんを抱えながらの瞑想ライフです。
小さい子どもがいながら瞑想を続けるというのは(子どもがいるとわかると思うけど)かなり至難の技です。
でも、瞑想を味方につけると、人生ってこんなに充実してるのか。満たされていくものなのか。
自分を信じるということ。宇宙と調和した流れというものが確実にあり、それに乗ること。それが幸せ。
それがよくわかると思います。
育児だけでなく、仕事や介護、その他みんなやることがたくさん。
30分を2回なんて時間を取ること自体がものすごく贅沢なこと。
わたしも絶対1日2回やれ!と強制はできないけど。
でも、やっぱり1日2回やってる生徒さんは違います。
そして、1日2回やると決めると意外とできたりするのです(笑)
11年半前のわたしのように。
あの時、上から目線の仲間が言ってくれなかったら瞑想そのものも続かなかっただろうな〜
とちょっと感謝しています(笑)
幼い子がいて瞑想する、ということについて、どうやって続けてきたかはまたコラムに書こうと思います。
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