
「ペットのいる部屋では瞑想してはいけません」
わたしがはじめて伝授を受けたとき、そう教わりました。
わたしたちは瞑想中、空(くう)という絶対的な安心感に満ちた全ての源に到達します。
瞑想するたびに空(くう)が少しずつわたしたちに蓄積されていくのですが、ペットが同じ空間にいるとその空(くう)が一部ペットにいってしまい、本来なら受け取れるべき恩恵を全て受け取れなくなるのです。
なので、ペットのいない部屋で行うか、違う部屋にペットを移動させましょう。
そう指導されました。
本当にペットのいる空間で瞑想してはいけないのでしょうか。
たしかに、空(くう)は100パーセント受け取れなくなるかもしれない。
でも、見方を変えると、一緒の部屋で瞑想するということは、瞑想で受け取る恩恵をペットと分かち合えるとも言えます。
いうまでもなく、ペットはわたしたちの家族です。家族と恩恵を分かち合えるのであれば、少し空(くう)が受け取れなくなったとしてもそれはそれでいいのではないのかな。
随分前に、ある瞑想者さんの体験談で、猫が高齢で歩けなくなってしまったのだけれど、同じ部屋で瞑想してたらまた歩けるようになったという話がありました。
歩けなくなって、それから歩けるようになるまでの間の瞑想はとても居心地の悪い、気持ちの悪いものだったそうです。
猫のカルマを一緒に瞑想で解放してあげたのでしょうね。
これはこの方と猫のつながりの深さや、その方の空の大きさ、元気になってほしい思いなどなど・・・いろんな要因で元気になったのだと思います。
ペットは飼い主のエネルギーの影響も受けやすいので、飼い主である瞑想者さんの中にあった原因が解放されてラクになった可能性もあります。
他にも、一緒の空間で瞑想していて、情緒不安定だったペットが穏やかになった、ペットが空に還るときも、自然にすーーーっと還っていったなんて話も聞きます。
何より、瞑想しようとしたら近づいてくる!膝に乗ってくる!なんていう話もよく聞きます(特に猫は敏感なのでそういう子が多いみたい)
瞑想の空間は居心地が良いとわかってるんでしょうね。
なので、必ずしも「一緒の部屋で瞑想してはいけない」というわけではないのではないかな。
もちろん、その辺りはその方の考え方次第。
恩恵を自分が100パーセント受け取りたい、そう思うのであれば、違う部屋に移動して瞑想すればいいし、
少し恩恵がペットにいってもいいわ。家族なんだし。そう思えるのであれば一緒に瞑想すればいい。
要は自分がそれを知りつつどうするか。それが大事です。
ちなみに、わたしはわんこと同じ部屋で瞑想しています。
そのおかげかわからないけど、とても落ち着いた穏やかな子だとよく言われます(ただの親バカかも 笑)
瞑想するわたしの傍らで、写真のようにいつもだらりとしています(笑)
見てるだけで癒されます。
そういえば、わたしが教師になった頃のマニュアルにも「別の部屋で瞑想しましょう」と書かれていましたが、いつの間にかその表記は消えていましたね。
時代とともに、受け取り方は変わってきてるのかも。
自分がどうしたいか。それによってフレキシブルに。瞑想とともにペットとともに過ごしてくださいね♪
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